蔵王古道の歴史
平安の時代に修験の道として開かれた蔵王。江戸時代に御山詣りの道として歩かれた蔵王古道の歴史をご紹介します
蔵王古道地図
全長15km。標高差1450m
遠刈田温泉 里宮と刈田岳山頂に建つ奥宮をつなぐ、いにしえの道 蔵王古道
モデルコース
蔵王古道のモデルコース
- 御山詣りコース
- 車で周るいいとこ取りコース
- 蔵王古道ウォークコース
古道で見られる動植物
蔵王古道で見られる動物や植物、花の一部を解説付きでご紹介
蔵王古道の歴史
平安の時代に修験の道として開かれた蔵王。江戸時代に御山詣りの道として歩かれた蔵王古道の歴史をご紹介します
奈良時代
忘れられない山
平安時代
山伏たちの修行
蔵王大権現
鎌倉時代
室町時代
願行寺の繁栄と衰退
奥州藤原氏の援助もあり「願行寺四十八坊」と称されたように、多くいの寺が存在していました。しかし藤原氏の滅亡により、3つの寺を残すのみとなりました。
大正
昭和
忘れ去られた道
平成
令和
「蔵王古道」復活
地元の有志により、半世紀の時を経て蔵王古道が復活。4年の月日をかけて、歴史を辿りながら、当時使われていたであろう道を書物や地図から探し出し復元。2014 年、ついに第一回現代版御山詣りを開催。現在では維持活動を行い、遠刈田温泉から刈田岳まで歩いて登れるように整備しています。
蔵王古道地図
遠刈田温泉 刈田嶺神社里宮から刈田岳山頂に建つ奥宮までつなぐ
標高差1450m、距離15km いにしえの道 蔵王古道
かつては御山詣りの一の鳥居がありました(二の鳥居は小妻坂または棚村、三の鳥居は円田字大鳥)。
古道案内図
蔵王古道、青麻山登山口(青麻古道)案内図ダウンロード
青麻山西面の登山道(青麻古道)
昔、蔵王信仰の始まりは青麻山からでした。
私たち蔵王古道の会は数年前から青麻山の西側を散策しながらルートを探索しました。
そして2019年本格的な整備に着手し、ついに最終の道標設置に至りました。
この整備については我々蔵王古道の会メンバーだけでなく、仙台森林管理局や蔵王町のご理解やご協力、また白石側ルート開拓には深谷牧野組合の協力もいただきましたことを感謝も含めて記します。
登山ルートの地図を用意いたしました。
詳細版は4枚に分割されていますので、貼り合わせてお使いください。
簡易版には駐車場情報も入っています。また、登山口への案内図も作成しました。
モデルコース
・御山詣りコース・車で周るいいとこ取りコース・蔵王古道ウォークコース・案内図ダウンロード
車で周るいいとこ取りコース
- 90分
遠刈田温泉の里宮から刈田山頂まで蔵王古道に沿って伸びる蔵王エコーラインを車を使って、蔵王古道のおすすめポイントを巡るコース。
蔵王古道ウォークコース
- 4km
- 100分
日本の滝百選に選ばれた「三階の滝」の展望台(滝見台)に車を置き、雲湧谷までの往復4kmの比較的平坦な初心者でも歩ける蔵王古道ウォークコース。
御山詣り
- 15km
- 390分
昔、歩いて往復した「いにしえの道」蔵王古道を、令和の御山詣りでは往路は徒歩で、復路は車を使ってご参拝します。
標高差1450m、距離15㎞の半世紀の時を経て復活したロングコースを歩いてみてください
蔵王古道登山の注意
- 靴は、登山靴かしっかりしたハイキング用にしよう。
- 水と雨具を持とう。
- 荷物は背負って、両手は空けよう。ストックを持つのも◎
- 道路を渡るときは、車に気を付けよう。
- 古道案内図を持っていこう。
古道で見られる動植物
蔵王古道で見られる動物や植物、花の一部を解説付きでご紹介
古道案内図
蔵王古道、青麻山登山口(青麻古道)案内図ダウンロード