ガイドウォーク



先達と巡る蔵王古道
一天名月コース
コース
一天名月コース
蔵王古道の中腹・不動尊から賽ノ磧までの古道の面影が残る道を登ります。雲湧谷からの眺めは◎
1組2名以上の蔵王古道の案内人「先達」が蔵王古道をご案内します。
難易度
 4.5/5
- 4km
- 100分
- 標高差410m
シーズン
4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月
見所
(1)里宮
(6)不動滝展望台(旧:不動小屋)
(8)雲湧谷
(9)一天名月
(11)カナガラ仏
(12)賽ノ碩
(1)里宮


 もとは蔵王大権現御旅宮(冬季に蔵王大権現をまつる社)といい、蔵王の御山詣りの出発点となっていました。
もとは蔵王大権現御旅宮(冬季に蔵王大権現をまつる社)といい、蔵王の御山詣りの出発点となっていました。(6)不動滝展望台(旧:不動小屋)










 不動滝は、不動明王に由来する滝です。
参詣者はここで滝行することもありました。
石の不動尊をまつり、山伏が常駐して休憩や祈祷などを行っていました。
 不動滝は、不動明王に由来する滝です。
参詣者はここで滝行することもありました。
石の不動尊をまつり、山伏が常駐して休憩や祈祷などを行っていました。(8)雲湧谷


 峩ヶ分岐を過ぎると、雲湧谷です。
澄川源頭の雄大な景色を見ることができます。
またここにはかつて、雲湧谷スキー場がありました。
峩ヶ分岐を過ぎると、雲湧谷です。
澄川源頭の雄大な景色を見ることができます。
またここにはかつて、雲湧谷スキー場がありました。(9)一天名月


 昭和6年、大吹雪によりこの地で亡くなった息子さんを弔うため、ご両親が建立した碑です。
「千畳の雲山、千畳の愁い一天の名月、一天を恨む。」意訳「雲に包まれた山が幾重にも折り重なっているように、私の愁いは果てることがない。
月は美しく天に輝いているが、私は天を恨めしく思う。
 昭和6年、大吹雪によりこの地で亡くなった息子さんを弔うため、ご両親が建立した碑です。
「千畳の雲山、千畳の愁い一天の名月、一天を恨む。」意訳「雲に包まれた山が幾重にも折り重なっているように、私の愁いは果てることがない。
月は美しく天に輝いているが、私は天を恨めしく思う。(11)カナガラ仏


 賽ノ磧の入口にある石仏や石碑でできた塚。
参詣者が持参した小さい石仏や卒塔婆を供える場所でした。
この近くに「姥が大日」という場所があり女性はここまでしか行けませんでした。
女人禁制は大正8年に解かれました。
賽ノ磧の入口にある石仏や石碑でできた塚。
参詣者が持参した小さい石仏や卒塔婆を供える場所でした。
この近くに「姥が大日」という場所があり女性はここまでしか行けませんでした。
女人禁制は大正8年に解かれました。(12)賽ノ碩










 生と死の境界を流れる三途の川。
賽ノ磧は、荒涼とした石河原が果てしなく広がる三途の川の河原です。
その様子が似ているだけでなく、蔵王の御山詣りの観念的なテーマ『生れ変り』にも合致していることから、蔵王山麓の溶岩原を賽ノ磧・三途の川と呼びました。
 生と死の境界を流れる三途の川。
賽ノ磧は、荒涼とした石河原が果てしなく広がる三途の川の河原です。
その様子が似ているだけでなく、蔵王の御山詣りの観念的なテーマ『生れ変り』にも合致していることから、蔵王山麓の溶岩原を賽ノ磧・三途の川と呼びました。受付け
スケジュール
- 里 宮 09:30スタート
- 不動尊 09:45着
- 賽ノ碩 12:00着
- 里 宮 12:30着
※下山時刻が遅れる場合があります。時間に余裕をもってご参加ください。
持ち物
- 飲み水
- 行動食(お菓子、パンなど)
- 雨具
- 登山に適した服装・靴
お申込み・お問合せ
- 先達と巡る蔵王古道のお申し込みはこちらから。
- お申込み内容を確認し、蔵王古道の会より「予約確認」の通知をいたします。






